綱とりの大関稀勢が東正位 蒼国来は14場所ぶり出場へ 

大関稀勢の里

 日本相撲協会は24日、大相撲名古屋場所(7月7日初日・愛知県体育館)の新番付を発表し、夏場所で13勝2敗の成績を収め、初の綱とりに挑む大関稀勢の里が4場所連続で東の正位に座った。

 2011年の八百長問題で相撲協会から解雇処分を受けながら、地位確認訴訟で勝訴した蒼国来が、処分前と同じ西前頭15枚目で番付に復帰した。4月に解雇を取り消された蒼国来は2年前の初場所以来14場所ぶりの本場所出場となる。

 2場所連続全勝優勝中の東横綱白鵬が外国出身者で単独最多となる26度目の優勝を目指す。西横綱は日馬富士。他の大関陣は鶴竜が東、琴奨菊と琴欧洲が西となった。


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