イラン大統領選、ロウハニ師勝利 保守穏健派、核協議で歩み寄りも  

 【テヘラン共同】イラン大統領選は15日、開票が行われ、保守穏健派で改革派の支持も受けた聖職者、ロウハニ最高安全保障委員会元事務局長(64)が、保守強硬派のガリバフ・テヘラン市長(51)らに予想外の大差をつけ、当選した。内務省の発表によると、ロウハニ師は1861万票を獲得、得票率は50%を上回った。

 イランは核兵器開発疑惑で欧米と対立してきたが、ロウハニ師は対話を重視しており、柔軟な交渉姿勢でも知られる。ロウハニ師の勝利でイランが外交路線を転換、核協議で歩み寄りを示す可能性もある。


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