セクハラで賠償求め提訴 証券会社の嘱託社員 

 職場でセクハラを受け、会社の対応も不適切だったとして、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(東京)の嘱託社員の女性(41)が14日、同社や元上司に1100万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。

 訴えによると、女性は2011年5月に本店へ異動。同じ階にある別部署の男性部長から「添い寝ぐらいならしてやってもいいぞ」などと言われたほか、業務に関係のないメールが100通以上届いた。この部長は以前勤務していた支店の支店長だった。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は「提訴は残念。訴状を精査して対応を検討したい」とコメントした。


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