福島刑務所で結核集団感染 受刑者ら18人 

 福島県は5日、福島刑務所(福島市)で30~50代の男性受刑者3人が肺結核を発症し、ほかに男性受刑者と職員計15人の感染を確認したと発表した。

 県と福島刑務所によると、昨年1月に50代の男性受刑者がせきや微熱などの症状を訴え、結核と診断された。同2月~今年5月にかけ、接触のあったほかの受刑者と職員計101人を県北保健所が検査したところ、集団感染が発覚した。

 発症した3人に重症者はいない。感染が確認された15人に症状はなく、服薬治療中だという。今後も、県が継続して検査する。


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