パナが故松下氏らに18億円 退職慰労金 

 パナソニックが2012年度に取締役を退任した故・松下正治氏や中村邦夫相談役ら計4人に計18億5500万円の退職慰労金を支払っていたことが5日、分かった。26日に開く株主総会の招集通知で明らかにした。

 退職慰労金は在任期間などに応じて支払われるため、1947年から約65年間にわたって取締役に就いていた松下氏への支給額がほとんどとみられる。パナソニックは2006年に退職慰労金制度を廃止。4人は、廃止以前から取締役に就任しており、支給対象となった。


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