非課税制度で口座の1割獲得へ 三菱UFJ、最初の1年に 

 三菱UFJフィナンシャル・グループは4日、来年1月に始まる少額投資非課税制度(日本版ISA)で、最初の1年に100万の口座開設を目指す方針を発表した。新制度で国内に1千万近くの口座ができるとみられ、グループの金融機関で1割を囲い込む。

 野村ホールディングスなども顧客獲得に積極的に取り組んでおり、金融機関の競争が激化しそうだ。

 三菱東京UFJ銀行や三菱UFJ信託銀行など傘下の銀行や証券会社を挙げて周知する。共同でホームページも開設した。講習会も開き、活用を説いている。11月をめどに各社が共通で取り扱う金融商品も開発する。


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