蒼国来が稽古再開、出稽古計画も 7月土俵復帰 

復帰する名古屋場所に向けて稽古を再開し、記者の質問に答える幕内蒼国来=3日、東京都中央区の荒汐部屋

 2年前の大相撲八百長問題に絡む地位確認訴訟で勝訴し、解雇処分が取り消しとなった幕内蒼国来(29)=中国出身=が3日、土俵に復帰する名古屋場所(7月7日初日・愛知県体育館)に向けて東京都中央区の荒汐部屋で稽古を再開した。

 四股を踏むなど軽めの始動だった。早くも今週中に出稽古して、関取衆と取り始める予定という。「もう一度土俵に立ちたいという気持ちが強くなってきた。しっかり稽古をしていく」と気合十分に話した。

 稽古時間が短くなった5月の夏場所中は、スポーツジムで筋力トレーニングに励み、体力維持に努めた。


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