船越英一郎がアニメ愛語る 「アニマックス」15周年特番 

 アニメ専門チャンネル「アニマックス」の開局15周年記念番組「TVアニメ50年の金字塔」の制作会見が東京都内で開かれ、番組ナビゲーターを務める俳優の船越英一郎とタレントの平山あやが見どころを語った。

 1960年生まれの船越は「物心ついた時からテレビではアニメしかやっていないと思っていた。小学3年生くらいで、テレビって人間も出る箱なんだって気付いた」と語るほどのアニメファン。

 番組で船越は、トキワ荘出身のアニメーター、鈴木伸一さんと対談。藤子不二雄Aさんの自伝的漫画「愛…しりそめし頃に…」の表紙に描かれた鈴木さんを指さしながら「あの、ラーメン大好き小池さんのモデルですよ! 貴重な話を聞いて興奮しましたね」と熱っぽく振り返ると、平山に「興奮してましたね」とたしなめられた。

 70年代までに放送されていたアニメの収集が趣味という船越は「DVDボックスが発売されたら絶対に買うんだけれど、第1巻だけ見たら満足してしまう癖があるんです」と告白。所蔵数を問われると「家内(女優の松居一代)の逆鱗に触れるくらいあります」と苦笑した。

 BSアニマックスで、7月7日から8週連続で放送(初回は無料)。トキワ荘の人気漫画家たちが結集したプロダクション「スタジオ・ゼロ」や、「ゲゲゲの鬼太郎」「ルパン三世」などを特集する。


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