2013年5月28日 13:02 | 無料公開
復興庁は２８日、東日本大震災で被災したインフラの復旧の進み具合に関し、政府の工程表で示した１８分野のうち、海岸堤防の本格復旧など７分野で２０１２年度の目標を達成できなかったと発表した。津波で損壊した海岸堤防は、６割で本格復旧に着手するとしたが今年３月末時点で４割にとどまり、完了を目指したがれきの仮置き場への移動は９割だった。 海岸堤防の復旧の遅れは、持ち主が分からない土地の取得手続きなどに時間がかかったのが主な原因。がれき処理では、地盤沈下で浸水して重機が入れない場所で家屋の解体が難航した。
