安全なサイバー空間構築が柱 犯罪対策閣僚会議で基本方針 

 政府は28日、犯罪対策閣僚会議を開き、新たな行動計画を策定するための基本方針を決めた。サイバー攻撃の脅威が深刻化していることから「世界最高水準の安全なサイバー空間の構築」を柱とした。

 12月をめどに、基本方針に基づき「犯罪に強い社会の実現のための新たな行動計画」を策定し、実行に移す。

 基本方針には、犯罪やテロに強い社会をつくることや、犯罪やテロへの対処能力を強化するため、治安関係機関の基盤強化も盛り込んだ。

 重点的に取り組む分野として、サイバー犯罪・攻撃、テロや外国の情報機関による情報収集活動、子どもや女性を対象とする犯罪などを挙げた。


  • LINEで送る