大阪の母子死亡、DV被害の情報 部屋に離婚届 

 大阪市北区のマンションで、遺体で見つかった住人とみられる母子について、母親の井上充代さん(28)が昨年10月ごろの転居前、夫からドメスティックバイオレンス(DV)を受けていたとの情報があったことが28日、捜査関係者への取材で分かった。

 マンションの部屋から夫との離婚届が見つかっていたことも判明。DV被害を避けるため知人らにも新たな住所を伝えずに転居し、周囲から孤立していった可能性もあるとみて、大阪府警は死亡の経緯を慎重に調べている。

 井上さんと息子の瑠海ちゃん(3)は昨年10月ごろまで大阪府守口市で夫と3人暮らしだった。


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