火災貨物船、遺体はロシア乗組員 不明6人中の4人 

 北海道・稚内港で発生したカンボジア船籍の貨物船「タイガン」(497トン)の火災で、道警は27日、船内で見つかった6人の遺体のうち、4人の身元を行方不明だったロシア人乗組員と確認した。

 道警によると、4人はイーゴル・チェルボフ機関士(35)、ビクトル・ベズゴードフ機関士(48)、セルゲイ・パシュコ甲板員(23)、アレクサンドル・グラチェフ甲板員(31)。他の遺体は損傷が激しく、DNA鑑定などを進める。

 火災の通報があったのは16日未明で乗組員23人のうち、3人を病院に搬送し、他の14人の無事を確認していた。


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