白鵬「やりがいあった全勝対決」 稀勢の里退けたV喜ぶ 

全勝優勝から一夜明け、笑顔で記者会見する横綱白鵬=27日午前、東京都墨田区

 大相撲夏場所で大関稀勢の里とのマッチレースを制し、朝青龍に並ぶ史上3位の25度目の優勝を全勝で達成した横綱白鵬が、千秋楽から一夜明けた27日、東京都墨田区内で記者会見し「ひと味もふた味も違った。(稀勢の里との全勝対決は)初めてでやりがいがあった」と喜びを語った。白鵬は自身が持つ全勝優勝の最多記録も10度に伸ばした。

 日本出身力士として7年ぶりの優勝が期待された稀勢の里と13連勝同士で14日目に対戦し、すくい投げで下した。その後は2連敗で終えた稀勢の里について、白鵬は「(全勝対決で)負けたら自分もああなると思う。経験でしょう」と述べた。


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