松井、関東大会で18奪三振勝利 昨夏甲子園で新記録左腕 

春季高校野球関東大会の花咲徳栄戦で、18三振を奪った桐光学園の松井=宇都宮清原球場

 昨夏の甲子園大会で1試合22奪三振の新記録をマークした桐光学園(神奈川)の左腕、松井裕樹が19日、宇都宮清原球場で行われた春季高校野球関東大会初戦の2回戦に登板し、花咲徳栄(埼玉)から18三振を奪った。延長十二回を投げ抜き、4―3のサヨナラ勝ちに貢献した。

 プロ野球全12球団のスカウトが熱い視線を送る中で直球に本来の威力がなく、今春の選抜大会に出場した相手に六回までに3点を失った。その後は切れのある変化球を低めに集めて立て直し「打たれても冷静にコーナーを突けた。メンタル面の成長はあると思う」と振り返った。


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