石川・小松が「歌舞伎の町」PR 勧進帳の地元、展示施設竣工 

石川県小松市で開かれた「こまつ曳山交流館みよっさ」の竣工式=30日午前

 歌舞伎十八番「勧進帳」の舞台として知られる「安宅の関」がある石川県小松市で、豪華な曳山や歌舞伎の歴史資料を展示する観光交流施設「こまつ曳山交流館みよっさ」の竣工式が30日、開かれた。5月1日にオープンし、入場無料。

 北陸新幹線長野―金沢間の開業を2015年春に控え、小松市はみよっさを前面に打ち出し「歌舞伎の町」としてPRすることを計画している。

 和田慎司市長は竣工式で「東京からも多くの方に来ていただき、普段着で芸の稽古ができる場にしたい」とあいさつした。

 交流館では、歌舞伎俳優が施すメークや和楽器の演奏も体験できる。


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