ロザン、中学生と被災地へ 「すなおな思いぶつけて」 

「写真で綴る、被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」の記者発表会に出席した(左から)「ロザン」の菅広文、宇治原史規とフォトジャーナリストの安田菜津紀さん=25日、東京都内

 東日本大震災の被災地を中学生が取材する「写真で綴る、被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」の記者発表会が東京都内で行われ、ナビゲーターを務めるお笑いコンビ「ロザン」の宇治原史規と菅広文、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんが出席した。

 宇治原は「中学生のみなさんがすなおな気持ちで風景を見て、話を聞いて、自分が思うことをぶつけてくれたら」と話し、菅は「地元を考えるいい機会。ロザンにとってはぴったりの仕事」ととぼけて抱負を語った。

 被災地取材を続けてきた安田さんは「次に同じ規模の災害に見舞われたとき、いかにして自分と家族を守るかを中学生とともに学び続けたい」と思いをこめた。

 同プロジェクトは被災地に笑顔を広げ、日本中に東北の元気を発信していく「スマイルとうほくプロジェクト」の活動として、全国各地の中学生が交代で5月から毎月、岩手、宮城、福島を訪れ、ロザンと安田さんの案内で取材をする。


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