北朝鮮ミサイル迎撃態勢整備急ぐ 政府、情報収集を続行  

北朝鮮の動向などについて記者会見する菅官房長官=8日午前、首相官邸

 政府は8日、北朝鮮の新型弾道ミサイル発射に関する情報収集を続けた。ミサイル防衛の迎撃態勢に入る「破壊措置命令」を踏まえ、防衛省は海上配備型迎撃ミサイルを搭載した海上自衛隊のイージス艦2隻を日本海に展開しており、日本領域に着弾する場合に撃ち落とす態勢を整える。

 安倍首相は午前、米村内閣危機管理監や防衛省の木野村情報本部長らを官邸に呼び、北朝鮮の動向などをめぐって協議した。

 菅官房長官は記者会見で「米韓両国と連携しながら情報収集、分析に全力を挙げている。いかなる事態でも国民の生命と安全を守るべく万全の態勢を取っている」と強調した。


  • LINEで送る