トリプル世界戦で予備検診 山中、五十嵐ら全員異常なし 

挑戦者のマルコム・ツニャカオ(右)が見守る前で、予備検診を受けるWBCバンタム級王者の山中慎介=5日、東京都文京区

 世界ボクシング評議会(WBC)トリプル世界戦(8日)の予備検診が5日、東京都内で行われ、バンタム級チャンピオンの山中慎介、フライ級王者の五十嵐俊幸(ともに帝拳)ら、出場6選手全員が異常なしと診断された。

 3度目の防衛戦でマルコム・ツニャカオ(フィリピン)の挑戦を受ける山中は、南京都高の後輩でロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太から激励のメールがあったことを明かし「いい試合を見せたい」と意気込みを語った。

 五十嵐は挑戦者の八重樫東(大橋)を身長、リーチとも上回ったが「身体的なメリットは意識しない」と述べ、八重樫も「数字はあくまでも数字」と冷静に話した。


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