暗黒物質、検出に期待 宇宙基地の観測発表へ 

 宇宙に大量に存在するとされながら正体不明の「暗黒物質」を、国際宇宙ステーションからの観測で探っている欧州合同原子核研究所(CERN)などのチームが、日本時間4月4日未明に観測結果を発表する。宇宙最大の謎の一つである暗黒物質について、直接的な証拠を初めて捉えたのではないかと期待が高まっている。

 「失望させることはない」。米メディアによると2月、研究代表者のサミュエル・ティン米マサチューセッツ工科大教授が記者団に成果を予告した。チームが暗黒物質の証拠を観測していれば、謎の正体に大きく迫ることが可能になる。


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