東証、1万2600円回復 円安好感、4年半ぶり 

 21日の東京株式市場は、為替相場の円安基調を好感して幅広い銘柄が買われ、日経平均株価(225種)は大幅続伸、約4年半ぶりに1万2600円台を回復した。

 平均株価の終値は休日前の19日比167円46銭高の1万2635円69銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は12・21ポイント高の1058・10。出来高は約34億2100万株だった。

 日銀の新体制が始動し一段の金融緩和が進むとの期待から円相場が下落したことを受け、朝方から買い注文が膨らんだ。米国でも金融緩和が当面続くとの見方が広がり、前日の米株価が上昇したことも好材料となった。


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