尖閣周辺、新造の中国船初確認 5隻航行 

 沖縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で16日午前、中国が新造した海洋監視船「海監8002」など5隻が航行しているのを、海上保安庁の巡視船が確認した。

 海監8002は2月に東シナ海を管轄する福建省の部隊に新たに配備されたばかりで、最新の設備を導入している。

 第11管区海上保安本部(那覇)によると、5隻はほかに「海監15」「海監137」「漁政201」「漁政31001」。16日午前6時35分ごろから午前9時20分ごろまでの間に相次いで接続水域に入った。

 領海に入らないよう、海保の巡視船が警戒、監視を続けている。


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