関テレ、報道番組で別人の映像 内部告発の匿名証言者 

 関西テレビ(大阪市)が昨年11月、報道番組で匿名の内部告発者のインタビューを報じた際、その本人ではなく、取材スタッフの後ろ姿の映像を使っていたことが13日、分かった。

 問題があったのは昨年11月30日に関西ローカルで放送した「スーパーニュースアンカー」。法律で兼業が禁じられた大阪市職員が、JRの工事現場でアルバイトをしていた実態を扱った。

 同社によると、関係者に局内で内部告発のインタビューをしたが、本人に映像撮影を断られたため、スタッフの後ろ姿を撮影。その映像にモザイクを掛け、声を変えた本物のインタビュー音声と合わせる形で放送した。


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