2013年3月13日 11:52 | 無料公開
関西テレビ(大阪市)が昨年11月、報道番組で匿名の内部告発者のインタビューを報じた際、その本人ではなく、取材スタッフの後ろ姿の映像を使っていたことが13日、分かった。 問題があったのは昨年11月30日に関西ローカルで放送した「スーパーニュースアンカー」。法律で兼業が禁じられた大阪市職員が、JRの工事現場でアルバイトをしていた実態を扱った。 同社によると、関係者に局内で内部告発のインタビューをしたが、本人に映像撮影を断られたため、スタッフの後ろ姿を撮影。その映像にモザイクを掛け、声を変えた本物のインタビュー音声と合わせる形で放送した。