学士院賞に十倉氏ら9人 新材料を発見 

松浦純氏、十倉好紀氏

 日本学士院は12日、優れた業績を挙げた研究者に贈る日本学士院賞に、絶縁体になったり金属になったりする特殊な新材料を研究した十倉好紀東京大教授(59)や、ドイツの宗教改革者マルティン・ルター研究の新たな基礎を築いた松浦純東京大教授(63)ら9人を決めた。十倉、松浦両氏には恩賜賞も贈る。

 十倉氏は、物質中に電子がぎっしり詰まった特殊な「強相関電子材料」を研究し、この材料が高温超電導体となる法則を発見した。松浦氏は、ルターが初期に書物に書き込んだ文章を研究したドイツ語の著作が評価された。


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