長期削減目標の明記見送り 温暖化対策法の改正案 

 2013年度以降の地球温暖化対策を進めるための地球温暖化対策推進法の改正案の全容が12日、明らかになった。12年度末で終了する「京都議定書目標達成計画」に代わり新たに「地球温暖化対策計画」を定める形式的改正にとどまり、公明党が求める「50年までに(1990年比で)80%削減」という温室効果ガスの長期削減目標を盛り込むことも見送った。

 昨年の衆院解散で廃案となった民主党政権時代の温暖化対策基本法案に比べ大きく後退することになり、環境保護団体などから批判が出そうだ。


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