震災後に5センチ地盤隆起 関東西部や甲信越など 

 東日本大震災の影響で続いている地殻の変動で、三陸沖の震源から離れた関東西部や甲信越などで新たに地盤が2年間で最大約5センチ隆起していることが分かったと国土地理院が11日、明らかにした。

 栃木県北部で2月に起きた震度5強の地震も、この隆起などによるゆっくりと続く地殻変動が影響している可能性があるという。

 国土地理院は全国に設置した衛星利用測位システム(GPS)のデータを解析し、関東西部や甲信越、青森県北部と北海道南部で地盤が隆起していることを確認した。


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