最高の視力で宇宙観測 アルマ望遠鏡がチリに完成 

南米チリの標高5千メートルの高地に並んだアルマ望遠鏡のアンテナ(欧州南天天文台提供)

 宇宙の観測を通じて生命の起源に迫ろうと、日米欧が約1千億円を投じて南米チリの標高5千メートルのアタカマ高地に建設した「アルマ望遠鏡」がほぼ完成した。13日に現地で開所式が開かれ、本格運用が始まる。

 世界の天文学者が結集した史上最大のプロジェクト。複数のパラボラアンテナをつないで1台の望遠鏡として使い、ハッブル宇宙望遠鏡の10倍という世界最高の“視力”を発揮する。

 宇宙空間に漂う生命の材料や、生命を生み出す現場となる惑星ができる様子を詳しく調べ、地球の生命がどのように生まれたかの謎解きにもつなげたい考え。


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