熊本県でPM2・5国基準値超え 初の注意喚起 

JR荒尾駅前でマスクを着けて歩く女性=5日午後0時58分、熊本県荒尾市

 熊本県は5日午前、微小粒子状物質「PM2・5」の大気中濃度が県内1カ所の観測地点で、環境省の基準値を超えたため、ホームページなどで外出を控えるよう注意喚起した。環境省が示した注意喚起の指針を運用するのは初めて。県によると、県内18カ所の観測地点のうち、北部の荒尾市で午前5~7時の1時間値が大気1立方メートル当たり90~101マイクログラムとなった。

 山口県でも4日午後4~5時の値が観測地点2カ所で85マイクログラムを超えたため、県が外出自粛などを呼び掛けた。ただ1日の平均濃度は70マイクログラムを超えなかった。


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