環境相「従来以上の取り組みを」 温暖化対策空白期で 

 国の地球温暖化対策計画が4月以降、当面作成されず空白期間ができる問題で、石原伸晃環境相は5日、「新たな計画ができるまでの間は、従来と同等以上の取り組みを国民にお願いしていく」と述べた。

 現在の計画は3月末で終了するが、その後について決まっていない。石原環境相は、新計画の法的な裏付けとなる地球温暖化対策推進法改正案を今国会に提出予定と説明。

 空白期間は、今後のエネルギー政策が不明確で新たな温室効果ガスの削減目標を決められないため。また日本は今年から京都議定書で削減義務を負わないことにしたため、議定書参加を前提とした同法では対応できない状態になっている。


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