若田さん、宇宙基地に隕石を想定 日本人初の船長 

インタビューに答える、日本人初の国際宇宙ステーションの船長を務める若田光一さん

 今年末に国際宇宙ステーションに向かい、日本人初の船長を務める若田光一さん(49)が5日までに都内でインタビューに応じ「隕石衝突などの緊急事態に対応する訓練に最も労力をかけている」と、想定される過酷な状況にリーダーとして備えている様子を明かした。

 ステーションでは隕石や宇宙ごみの衝突による破損のほか、火災や有毒ガス漏れなどの危機を想定。若田さんは「最悪時に地上との通信が途絶えても、船長がリーダーシップをとって人命とステーションを維持するための手順をきちんと実行することが求められている」と船長の重責を説明。

 若田さんは4回目の宇宙となる。


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