松山ケンイチが出版記念サイン会 仙台で、被災地に思い強く 

出版記念サイン会で来場者と握手する松山ケンイチ=3日、仙台市

 昨年放送のNHK大河ドラマ「平清盛」で主役を演じた俳優松山ケンイチが、仙台市内の書店でエッセー本「敗者」の出版記念サイン会を開いた。

 松山は青森県むつ市出身。東日本大震災では福島県内でボランティア活動をするなど被災地には特別な思いがあり、仙台を会場に選んだという。

 サインは50人限定だったが、会場には100人以上が詰め掛けた。あいさつで松山は復興が進んでいないことに触れ、「絶対に仙台に来たいと思っていました」と話し、一人一人に声を掛けてサインに応じていた。

 「敗者」は大河ドラマ撮影中に感じたことや悩みなどが率直につづられている。


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