2013年2月28日 18:35 | 無料公開
東京電力は28日、福島第1原発の港湾内でとったアイナメから、魚類では過去最大値となる1キログラム当たり51万ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。国が定める一般食品の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)の5100倍に相当する。 このアイナメを1キログラム食べた場合の内部被ばく線量は約7・7ミリシーベルトと推定される。このほかムラソイからも27万7千ベクレルを検出。いずれも東電が湾内で進めている魚の駆除作業で見つかった。 福島県沖ではミズダコなどの試験操業を除いて漁を自粛している。