潜水艦の3曹は自殺の可能性 海自が調査結果発表 

 海上自衛隊は19日、和歌山県沖を航行中の潜水艦そうりゅう(呉基地所属)艦内で昨年10月に死亡した乗組員の男性3等海曹=当時(20)=は、自殺だった可能性が極めて高いとの調査結果を発表した。同僚ら約70人への聞き取り調査で、いじめやパワーハラスメントなどは確認されなかったという。

 海自によると、3曹は入隊約5年で、そうりゅうでの勤務は約半年。艦内のロッカーから、人生についての悩みを書いたメモが見つかったり、同僚に潜水艦勤務への不安を漏らしたりしたことはあったが、自殺と直結するトラブルなどは分からなかったという。


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