迷惑メールでウイルス感染 「地震速報」装い 

 宇宙航空研究開発機構は19日、昨年11月に判明した筑波宇宙センター(茨城県つくば市)のパソコン1台へのウイルス感染は、無料で使えるフリーメールを使って「地震速報」という差出人名で送られてきた迷惑メールが原因と発表した。気象庁などによると、地震速報という差出人名を使う公的な機関はないという。

 パソコンから外部に情報が漏れた可能性もあるが、宇宙機構は「どの情報かは不明」として調査を終了した。開発中の新型ロケットの情報が含まれていた可能性もあるという。


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