新神戸駅、駐車場で天井一部落下 けが人なし 

駅高架下の駐車場に落下した天井の一部=18日午後、神戸市中央区のJR新神戸駅

 JR西日本は18日、神戸市中央区の山陽新幹線新神戸駅高架下にある駐車場で、天井の一部が落下したと発表した。

 JR西によると、高さ約4メートルの高架橋から「目地材」と呼ばれる構造物の隙間を埋めるアスファルトに繊維を混ぜたものがはがれて落下していた。老朽化により、目地材を止めるくぎが外れたのが原因とみている。

 17日夜に大きいもので縦38センチ、横15センチ、厚さ2センチの破片が落ちているのを乗客が発見。破片をつなぎ合わせると長さは約1メートルあり、重さは約3・8キロあった。駐車中の車に傷が付いたが、けが人はなかった。

 高架線は1971年に完成。


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