反米左派コレア氏3選確実 エクアドル大統領選 

17日、エクアドル・キトで投票するコレア氏(ロイター=共同)

 【キト共同】南米の産油国エクアドルの大統領選は17日投開票が行われ、反米左派の現職コレア大統領(49)の3選が確実となった。コレア氏は大統領府で支持者に「国民一人一人の勝利だ」と述べ、勝利宣言した。国際社会との協調や原油依存を脱却できるかどうかが経済成長維持への課題となりそうだ。

 任期は4年で、2007年1月の就任以来、10年間の長期政権が実現する。コレア政権以前、クーデターなどでいずれの大統領も任期途中で退陣しており、国民はコレア氏による安定的な政権運営を求めたとみられる。

 コレア氏はベネズエラの反米左翼チャベス大統領の盟友。


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