元琴光喜が証人出廷へ 大関の地位確認訴訟で 

元大関琴光喜の田宮啓司氏

 野球賭博に関与したとして2010年7月に日本相撲協会を解雇された元大関琴光喜の田宮啓司氏が処分を不服として、大関の地位確認を求めた訴訟の弁論準備が8日、東京地裁で行われ、次回の5月9日に田宮氏が証人として出廷することが決まった。

 相撲協会側からは、解雇を決定した当時に協会ナンバー2の事業部長だった出羽海理事(元関脇鷲羽山)が呼ばれた。田宮氏の代理人によると、当時理事長の石山五郎氏(前武蔵川親方)の出廷を要求したが、協会側は応じなかった。今秋にも判決の見通し。


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