2013年2月8日 08:50 | 無料公開
新大阪駅に向け出発する東海道新幹線の新型車両N700A=8日午前7時、JR東京駅
安全、安定性を追求したJR東海の新型車両N700Aが8日、東海道新幹線(東京―新大阪)で営業運転をスタート、東京、新大阪の両駅で出発式が開かれた。
指定席はほぼ満席。東京駅には新車両を一目見ようと、乗客の他に鉄道ファンら約400人が集まった。午前7時に駅長の合図で出発すると、一斉に写真や動画を撮っていた。
従来のN700に比べ、車両マーク以外に外観の大きな違いはないが、制動距離を10%短縮した地震ブレーキシステム、ダイヤが乱れた際に自動運転で遅れを取り戻す定速走行装置、台車の振動を常に監視し故障を未然に防ぐセンサーといった新開発の技術を搭載した。