祖先はネズミのような生きもの 哺乳類、恐竜絶滅後に繁栄 

人類を含む現生哺乳類の祖先となる動物の想像図(研究チーム提供)

 【ワシントン共同】人類を含む現生哺乳類の祖先は、毛の生えたしっぽを持ち、ちょろちょろ走り回るネズミのような生きものだったとする研究結果を、米自然史博物館などの研究チームが8日付の米科学誌サイエンスに発表した。

 新たな手法でつくった進化の系統樹から推定した。この生きものは約6500万年前の巨大隕石の衝突で恐竜が絶滅した後に地上に現れ、生態系の空白を埋める形でさまざまな哺乳類に枝分かれしたとチームはみている。


  • LINEで送る