佐賀県が大気汚染数値公表 PM2・5の1日平均 

 佐賀県は5日までに、大気汚染の原因とされる微小粒子状物質「PM2・5」の1日の平均値を県ホームページで公表した。これまで1時間ごとの数値を公表したが、中国の大気汚染の影響に関心が高まる中、国の環境基準値と一致させた。

 県によると、国が定めた環境基準値は1日平均35マイクログラム(1立方メートル当たり)。2011年12月から県内4カ所で測定を始め、昨年4月~今年1月までに、基準値を超えた日は17日あった。

 県環境課は「分析の結果、中国大陸からの飛来もあると推測できる。一時的に基準値を超えても、直ちに健康に影響はない」としている。


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