2013年2月3日 19:19 | 無料公開
「世界イグルー選手権」で雪の家を造る参加者ら=3日、広島県安芸太田町
カナダ北部の先住民イヌイットが狩猟の際に造る雪の家「イグルー」の制作で、速さと美しさを競う「世界イグルー選手権」が3日、広島県安芸太田町のスキー場「恐羅漢スノーパーク」で43チームが参加して初めて開かれた。
イグルーは、雪のブロックをドーム状に積み重ねて造る。主催する同町観光協会によると、競技としてイグルーを制作する大会は世界でも例がなく、観光協会が新たにルールを制定した。
この日の大会は、完成までの速さを競う「スピードの部」と美しさを競う「芸術の部」の2部門。スピードの部では、広島市の倉本泰樹さん(46)が43分余りで完成させて「世界王座」に輝いた。