世界自然遺産新たな候補地検討へ 環境省 

 環境省は29日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界自然遺産を目指す新たな国内候補地の検討に着手することを決めた。選定に向け有識者でつくる検討会を2013年度中に設置する方向で調整する。

 国内の世界自然遺産は「知床」(北海道)など4件が登録済み。環境省は5件目として「奄美・琉球諸島」(鹿児島県、沖縄県)の登録を目指しており、これに続く国内候補選びとなる。「大雪山」(北海道)など同省が03年に検討対象とした地域を中心に進める。


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