2013年1月27日 14:27 | 無料公開
政府の情報収集衛星レーダー4号機と光学実証機を搭載して打ち上げられるH2Aロケット22号機=27日午後1時40分、鹿児島県の種子島宇宙センター
宇宙航空研究開発機構と三菱重工業は27日午後1時40分、政府の情報収集衛星レーダー4号機と、光学実証機を搭載したH2Aロケット22号機を、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから打ち上げた。
打ち上げ後、二つの衛星はそれぞれ軌道に投入され、打ち上げは成功した。H2Aは16回連続の成功となった。
4号機は、初期の調整を経て4月以降に本格運用する予定。地上のあらゆる場所を1日1回以上撮影するため政府が目標とする、レーダー衛星と光学衛星が少なくとも各2基の「4基体制」が実現する。
レーダー衛星は、夜間や曇りでも地上を監視できるのが特長。