新喜劇で活躍、原哲男さん死去 「お笑いの吉本」を発展 

原哲男さん

 吉本新喜劇の座長として長く活躍した俳優の原哲男(はら・てつお、本名柳原哲也=やなぎはら・てつや)さんが11日午後3時6分、肝がんのため堺市の病院で死去した。78歳。熊本市出身。葬儀・告別式は近親者で済ませた。

 1962年に吉本興業入社。創成期の新喜劇で故岡八朗さんや花紀京さんらと座長を務め、「お笑いの吉本」を大きく発展させた。外見をからかわれた後に繰り出す「誰がカバやねん!」のギャグで人気を集めた。

 テレビの主な出演作は「てなもんや三度笠」「スチャラカ社員」「花の駐在さん」「新・部長刑事」など。


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