故人大鵬の前で哀悼の四股踏む 大嶽部屋が稽古再開 

 19日に死去した大相撲の元横綱大鵬、納谷幸喜さんが現役引退後に創設した大鵬部屋の流れをくむ東京都江東区の大嶽部屋は21日、朝稽古を再開した。師匠の大嶽親方(元十両大竜)によると、上がり座敷に安置されている納谷さんの前で8人の弟子全員が哀悼の四股を踏んだ。

 大嶽部屋は今も「大鵬道場」の看板を掲げる。20日は稽古を行わなかった。大嶽親方は「1日休ませたことでも(納谷さんは)怒っていると思う。再開したことで褒めてくれる」と故人に思いをはせ「大鵬のいる稽古場は違う。横にいる気持ちで私自身緊張した」と雰囲気を語った。


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