新型車両E6系で時速300キロ 「スーパーこまち」試乗会 

現行のE3系「こまち」(右)と並んだ秋田新幹線の新型車両E6系「スーパーこまち」=21日午前、JR大宮駅

 秋田新幹線の新型車両E6系「スーパーこまち」が3月16日のダイヤ改正でデビューするのを前に、JR東日本は21日、報道各社向けの試乗会を大宮―仙台間で実施した。

 E6系は、現行のE3系「こまち」を25キロ上回る最高時速300キロで走行する。この日は大宮を出発し、一時停車した那須塩原を午前11時6分ごろ出た後次第に加速し、車窓から見える雪景色の流れが速くなった。9分後に新白河(福島県西郷村)を過ぎたトンネル内で時速300キロに達した。

 当初は4編成で東京―秋田を1日4往復し、4月以降も徐々に追加投入する。2014年春には時速320キロにスピードアップする予定。


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