東証、一時1万800円割れ 円高嫌気し反落 

 週明け21日午前の東京株式市場は、外国為替市場で円高に振れたことなどを嫌気して売り注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は反落した。取引時間中に一時1万0800円を割り込む場面があった。

 午前終値は前週末終値比92円71銭安の1万0820円59銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は2・78ポイント安の908・66。

 前週末のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が米企業の好決算から続伸した流れを引き継ぎ、取引開始直後は上昇して始まった。

 ただ、円安基調一服の流れを受けて、平均株価はマイナスに転じ、下げ幅は一時150円を超えた。


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