2013年1月21日 11:43 | 無料公開
みずほフィナンシャルグループ(FG)の佐藤康博社長(60)が、傘下のみずほ銀行とみずほコーポレート銀行を合併して7月に誕生する新しい「みずほ銀行」の頭取を兼務する方向となったことが21日分かった。 佐藤氏中心の経営体制を堅持し、傘下の2銀行の一体化を着実に進めて、経営効率化と収益力向上を図る狙いがある。 みずほ銀は2011年3月に大規模なシステム障害を起こしており、金融当局からもグループ経営の一体感を高めるよう求められていた。 佐藤社長は、09年4月にみずほコーポレート銀頭取に就任。11年6月からFG社長を兼務している。