沸騰水型原発に新ベント義務付け 更田規制委員が明言 

インタビューに答える原子力規制委員会の更田豊志委員

 原発の過酷事故対策に関する新たな安全基準の策定を進めている原子力規制委員会の更田豊志委員が17日、共同通信のインタビューに応じた。東京電力福島第1原発と同じ沸騰水型炉は、事故時に原子炉格納容器内の蒸気を外部に放出するフィルター付きベント設備を設置しなければ再稼働を認めない考えを示した。

 設置に時間がかかり、沸騰水型炉の再稼働は遅れる可能性が出てきた。

 東電柏崎刈羽(新潟県)など国内26基の沸騰水型炉にはベント設備がほぼ整備されているが、放出の際に放射性物質を取り除くフィルター付きは未設置。更田氏は「これがないと稼働に値するレベルにならない」と述べた。


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