横浜でIPCC総会を来年開催 温暖化を科学的に評価 

 地球温暖化について科学的に評価する国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の総会が、2014年3月に横浜市で開かれることが決まったと環境省が16日発表した。IPCC総会の日本での開催は初めて。

 IPCCは温暖化問題の研究者らで構成される科学者組織で、07年にノーベル平和賞を受賞した。14年10月に各国の温暖化対策の政策づくりや国際交渉の基礎となる第5次統合報告書をまとめることを目指し、三つの部会に分かれて作業を進めている。

 横浜市では、14年3月25~29日に温暖化による影響を取り上げる第2作業部会開催の後、総会で同部会の報告書を承認し公表する。


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