アホウドリのひな保護へ、聟島 母不明で衰弱の恐れ 

 山階鳥類研究所(千葉県)と環境省は15日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のアホウドリの新繁殖地を小笠原諸島・聟島につくる計画で、昨年11月に初めて確認された卵からひなが誕生した場合は保護して人工飼育を試みると発表した。

 環境省によると、卵の確認直後から雌が行方不明になり、雄が絶食状態で約2カ月間、抱いてきた。誕生後もしばらく抱き続ける必要があり、雄だけではひなが衰弱死する恐れがあるため。

 ひなは17日前後に誕生する可能性がある。ふ化前に雄が飛び去るなどした場合は卵を回収し、人工ふ化を目指す。


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